生ビールの新しい顧客体験を創るトライアル

「1. はじめに」消費行動を分析して, その結果を商品開発やマーケティングの現場に活かすことが注目されている. それは, 一般的には, ユーザーエクスペリエンス(UX)の問題として捉えることができ, 具体的には, いかに良質なUXデザインを開発・実現することができるかに帰着される. 昨今, 車離れ・海外旅行離れなど, 「若者の○○離れ」という言葉であらわされるように, 若者が従来の消費文化と決別する動きが顕著になってきた. 「酒離れ」もその一つである. キリンが実施したWeb調査(2015年11月, 全国20-69歳, 男女計7,297名)においても, 「家でお酒を飲まない」と答えた人は20代...

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Veröffentlicht in:感性工学 2017/12/31, Vol.15(3), pp.154-156
1. Verfasser: 太田, 恵理子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Schlagworte:
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」消費行動を分析して, その結果を商品開発やマーケティングの現場に活かすことが注目されている. それは, 一般的には, ユーザーエクスペリエンス(UX)の問題として捉えることができ, 具体的には, いかに良質なUXデザインを開発・実現することができるかに帰着される. 昨今, 車離れ・海外旅行離れなど, 「若者の○○離れ」という言葉であらわされるように, 若者が従来の消費文化と決別する動きが顕著になってきた. 「酒離れ」もその一つである. キリンが実施したWeb調査(2015年11月, 全国20-69歳, 男女計7,297名)においても, 「家でお酒を飲まない」と答えた人は20代男性で45.7%, 20代女性で52.3%と半数前後に達している. これは30代男性の40.1%, 同女性の41.6%と比べても高い. 一方, これら家でお酒を飲まない男女において, 飲食店では飲酒すると答えた比率は, 20代男性で21.7%, 同女性で26.2%であった.
ISSN:1882-8930
2435-4481
DOI:10.5057/kansei.15.3_154