解決構築と家族構造および養育態度との関連の検討

「問題と目的」 解決志向短期療法(Solution-Focused Brief Therapy:以下SFBTと略す)はde Shazer et al. (1986)が提唱した治療モデルである. その起源は, de ShazerとBergが中心的な役割を果たしたミルウォーキーの短期家族療法センター(Brief Family Therapy Center:以下BFTCと略す)にあり, 理論的研究(de Shazer, 1994)や実証的研究(Gingerich et al., 1988)から, SFBTの技法を発展させてきた. BFTCではSFBTの効果に関する多くの追跡研究も行われ, 約70%以...

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Veröffentlicht in:家族心理学研究 2021/09/30, Vol.35(1), pp.41-53
Hauptverfasser: 高木, 源, 若島, 孔文, 佐藤, 宏平, 萩臺, 美紀
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「問題と目的」 解決志向短期療法(Solution-Focused Brief Therapy:以下SFBTと略す)はde Shazer et al. (1986)が提唱した治療モデルである. その起源は, de ShazerとBergが中心的な役割を果たしたミルウォーキーの短期家族療法センター(Brief Family Therapy Center:以下BFTCと略す)にあり, 理論的研究(de Shazer, 1994)や実証的研究(Gingerich et al., 1988)から, SFBTの技法を発展させてきた. BFTCではSFBTの効果に関する多くの追跡研究も行われ, 約70%以上のポジティブな結果が確認されている(de Shazer, 1985). 「1. SFBTの中心的な概念」 SFBTの特徴は大きく二つの活動にまとめられる(De Jong & Miller, 1995).
ISSN:0915-0625
2758-3805
DOI:10.57469/jafp.35.1_41