不整脈学における人類の歩み

すでに皆さんもご存じのように, 昨年より日本心電学会と日本不整脈学会が統合し, 新たに日本不整脈心電学会として歩み始めております. まさに, 本邦における不整脈学の変革期に直面している時期かも知れません. また, 本学会は学会員に医師のみならず, メディカルプロフェッショナルの方々も参集され, 多面的・多角的な視野を持ち合わせた不整脈領域の学会として発展しつつあり, すでに学会員数も約8,000人を超える規模にまで大きく成長しております. ところで, 現在までの本学会誌の歴史を簡単に振り返ってみますと, 1981年に本邦初の心電図領域専門誌である『心電図』として出発し, 1986年から日本心電...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:心電図 2016, Vol.36(4), pp.267-268
1. Verfasser: 小松, 隆
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:すでに皆さんもご存じのように, 昨年より日本心電学会と日本不整脈学会が統合し, 新たに日本不整脈心電学会として歩み始めております. まさに, 本邦における不整脈学の変革期に直面している時期かも知れません. また, 本学会は学会員に医師のみならず, メディカルプロフェッショナルの方々も参集され, 多面的・多角的な視野を持ち合わせた不整脈領域の学会として発展しつつあり, すでに学会員数も約8,000人を超える規模にまで大きく成長しております. ところで, 現在までの本学会誌の歴史を簡単に振り返ってみますと, 1981年に本邦初の心電図領域専門誌である『心電図』として出発し, 1986年から日本心電学会誌へ発展をとげ, 昨年まで和文専門誌として心電学分野の情報提供を行ってきました. 無論, 本学会誌の中心テーマのひとつは不整脈に違いありませんので, 今回のお話しは人類が歩んだ不整脈学の歴史について簡単に触れてみたいと思います.
ISSN:0285-1660
1884-2437
DOI:10.5105/jse.36.267