脳卒中片麻痺患者の運動機能予後予測における拡散テンソルトラクトグラフィーの有用性

「要旨」 脳卒中片麻痺(完全麻痺, 不全麻痺各14例, 脳出血19例, 脳梗塞9例)運動機能の予後推定における拡散テンソルトラクトグラフィー(DTT)の有用性について28例で後方視的に検証を試みた. 平均62±30病日に撮像したDTT上に, 病巣側に皮質脊髄路(CST), 同側または対側に皮質網様体路(CRP)のいずれかが認められた19例では, これら病巣側CST, 同側または対側CRPいずれも認めない症例群9例に比べ, 有意に(P...

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Veröffentlicht in:島根医学 2022-04, Vol.42 (1), p.23-28
Hauptverfasser: 木佐俊郎, 加藤三千夫, 酒井康生, 美津島穣, 大田誠, 馬庭壯吉
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」 脳卒中片麻痺(完全麻痺, 不全麻痺各14例, 脳出血19例, 脳梗塞9例)運動機能の予後推定における拡散テンソルトラクトグラフィー(DTT)の有用性について28例で後方視的に検証を試みた. 平均62±30病日に撮像したDTT上に, 病巣側に皮質脊髄路(CST), 同側または対側に皮質網様体路(CRP)のいずれかが認められた19例では, これら病巣側CST, 同側または対側CRPいずれも認めない症例群9例に比べ, 有意に(P
ISSN:0559-829X