思春期のメディア使用による生活への影響と依存の実態

「要旨」出雲市内の小中学生のメディア利用が, 児童・生徒の睡眠, 学習時間など生活に与える影響を調査した. その結果, 長時間利用が生活に影響を与えていること, また, メディア依存の傾向がある児童・生徒はともに約6%あった. これらは全国に比べると低率であったが, メディア利用に関して家庭でのルールづくりが重要であること, その取り組みは他地域に比べやや遅れていることから, 今後, メディアへの依存が高まることが予想され, 家庭・学校・保育等の連携した取り組みの強化が必要と思われた....

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Veröffentlicht in:島根医学 2021-08, Vol.41 (2), p.67-72
Hauptverfasser: 松原史典, 中本稔, 宮本寛子, 芦沢隆夫, 牧野由美子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「要旨」出雲市内の小中学生のメディア利用が, 児童・生徒の睡眠, 学習時間など生活に与える影響を調査した. その結果, 長時間利用が生活に影響を与えていること, また, メディア依存の傾向がある児童・生徒はともに約6%あった. これらは全国に比べると低率であったが, メディア利用に関して家庭でのルールづくりが重要であること, その取り組みは他地域に比べやや遅れていることから, 今後, メディアへの依存が高まることが予想され, 家庭・学校・保育等の連携した取り組みの強化が必要と思われた.
ISSN:0559-829X