3. 過去3年間における当院の虚血性脳血管障害の動向 ―県央地域における脳梗塞診療の現況と問題点

【目的】我々は, 1999年より脳卒中データベース登録(JSSRS)に参加し, 1,000名以上の虚血性脳血管疾患患者を登録している. 今回最近3年間の内科系脳卒中患者の分析を行い脳卒中診療の動向を検討した. 対象は, 過去3年間の内科系脳卒中患者(虚血性脳血管障害)総数426名である. 【結果】平均年齢は, 78.2歳(10.1), 入院日数35.1(36.9)日, 性別は, 男性215例, 女性210例であった. 病型別には, TIA 15例, アテローム血栓性梗塞131例, アテローム血栓性塞栓26例, ラクナ梗塞159例, 心原性塞栓87例, その他の脳梗塞7例であった. 年度別, 病...

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Veröffentlicht in:島根医学 2009, Vol.29 (4), p.232-232
Hauptverfasser: 青山淳夫, 山口拓也, 岩田裕子, 岡田和悟
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】我々は, 1999年より脳卒中データベース登録(JSSRS)に参加し, 1,000名以上の虚血性脳血管疾患患者を登録している. 今回最近3年間の内科系脳卒中患者の分析を行い脳卒中診療の動向を検討した. 対象は, 過去3年間の内科系脳卒中患者(虚血性脳血管障害)総数426名である. 【結果】平均年齢は, 78.2歳(10.1), 入院日数35.1(36.9)日, 性別は, 男性215例, 女性210例であった. 病型別には, TIA 15例, アテローム血栓性梗塞131例, アテローム血栓性塞栓26例, ラクナ梗塞159例, 心原性塞栓87例, その他の脳梗塞7例であった. 年度別, 病型別の予後, NIHSSなどの検討結果と血栓溶解療法の対象となった15例の結果を非投与群と比較して紹介する.
ISSN:0559-829X