P2 学生における口腔機能評価の試み
現在, 食文化の変化によりファーストフードや軟食を好んで食べる若者の咀嚼回数の減少が取り沙汰されているなか, 青年期の口腔機能評価を知ることは重要である. 今回, 実習の中で本学歯科衛生学科学生の口腔機能の評価をオーラルディアドコキネシスを用いて行った. 食嗜好と口腔状態に関する質問を合わせて検討した. 対象者は2年生の学生113名であった. その結果, 本学学生の口腔機能の低下傾向がみられた. また, 質問紙調査から口腔状況と食生活について検討を行った結果, 本学学生に歯列不正や咬合の問題があるものが比較的多いことが判明した. この問題は交互反復運動課題の平均値と深く関係していた. このこと...
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Veröffentlicht in: | 口腔衛生学会雑誌 2010, Vol.60 (5), p.604-605 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 現在, 食文化の変化によりファーストフードや軟食を好んで食べる若者の咀嚼回数の減少が取り沙汰されているなか, 青年期の口腔機能評価を知ることは重要である. 今回, 実習の中で本学歯科衛生学科学生の口腔機能の評価をオーラルディアドコキネシスを用いて行った. 食嗜好と口腔状態に関する質問を合わせて検討した. 対象者は2年生の学生113名であった. その結果, 本学学生の口腔機能の低下傾向がみられた. また, 質問紙調査から口腔状況と食生活について検討を行った結果, 本学学生に歯列不正や咬合の問題があるものが比較的多いことが判明した. この問題は交互反復運動課題の平均値と深く関係していた. このことから, 本学学生の口腔機能は歯列不正や咬合と関与している可能性が高いと示唆された. |
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ISSN: | 0023-2831 |