鹿児島大学新入生の歯科健診結果について
鹿児島大学では,毎年,学生に対して健康診断を実施しているが,歯科健康診断は未実施であった.そこで,平成17年度は,新入生1,990人に対して歯科健康診査を実施した.受診率は96.9%,平均年齢20.5歳,男性1,178人,女性751人であった.診査項目および診査基準は,かごしま口腔保健協会発行の歯周疾患検診票の項目に準拠した.粘膜の疾病,歯の形態変化および数の異常,顎関節の疾病,歯列・咬合不正,その他の疾病および異常を有する者の割合は,0.4, 4.5, 5.2, 22.8, 0.5%であった.1人当たりの現在歯数,処置歯数,未処置歯数の平均値は28.4, 4.2, 0.8であった.DMFT指...
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Veröffentlicht in: | 口腔衛生学会雑誌 2007/01/30, Vol.57(1), pp.42-47 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 鹿児島大学では,毎年,学生に対して健康診断を実施しているが,歯科健康診断は未実施であった.そこで,平成17年度は,新入生1,990人に対して歯科健康診査を実施した.受診率は96.9%,平均年齢20.5歳,男性1,178人,女性751人であった.診査項目および診査基準は,かごしま口腔保健協会発行の歯周疾患検診票の項目に準拠した.粘膜の疾病,歯の形態変化および数の異常,顎関節の疾病,歯列・咬合不正,その他の疾病および異常を有する者の割合は,0.4, 4.5, 5.2, 22.8, 0.5%であった.1人当たりの現在歯数,処置歯数,未処置歯数の平均値は28.4, 4.2, 0.8であった.DMFT指数は5.0であり,歯科疾患実態調査結果(平成11年度,15〜19歳で7.2)と比較すると低い数値を示した.また,歯周病を有する者の割合は24.3%であった. |
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ISSN: | 0023-2831 2189-7379 |
DOI: | 10.5834/jdh.57.1_42 |