竹原市立東野小学校における歯科保健活動について

生涯を通じた歯, 口の健康づくりのためには, 学童期における歯科保健の普及啓発が重要であると考え, 本校ではこれまでう蝕予防に重点を置いたさまざまな歯科保健活動に取り組んできた. 平成7年度からは, う蝕予防のより一層の推進を図るために, 学校歯科医や関係機関などとの連携のもとにフッ素洗口を実施してきた. その結果, 6年生のDMFT指数は平成7年度の2.45(n=112)から平成10年度には1.08(n=91)へと, またう蝕有病者率は70.0%から41.7%へといずれも減少し, 4年間の継続においてフッ素洗口の効果が認められた. 今回は, 本校における歯科保健活動の取り組みを紹介するととも...

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Hauptverfasser: 大下貢, 福永真佐美, 森下真行, 河端邦夫, 大田嘉弘
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:生涯を通じた歯, 口の健康づくりのためには, 学童期における歯科保健の普及啓発が重要であると考え, 本校ではこれまでう蝕予防に重点を置いたさまざまな歯科保健活動に取り組んできた. 平成7年度からは, う蝕予防のより一層の推進を図るために, 学校歯科医や関係機関などとの連携のもとにフッ素洗口を実施してきた. その結果, 6年生のDMFT指数は平成7年度の2.45(n=112)から平成10年度には1.08(n=91)へと, またう蝕有病者率は70.0%から41.7%へといずれも減少し, 4年間の継続においてフッ素洗口の効果が認められた. 今回は, 本校における歯科保健活動の取り組みを紹介するとともに, フッ素洗口事業の結果を踏まえて, 今後の取り組みについての検討を加え発表した.
ISSN:0023-2831