13. 特別区における訪問口腔衛生指導の実施状況と課題
老人保健事業に訪問口腔衛生指導が加えられ4年が経過した. そこで, 特別区に勤務する歯科衛生士102名を対象として, 訪問口腔衛生指導の実施状況を調査し, 今後この事業の進め方を検討した. 調査結果は訪問口腔衛生指導は23区中14区が実施しており, 所管は保健所が多かった. その他の区も計画中である. 実施状況は, 事業活動開始時によっても異なっていたが, 対象者の把握方法によっても違いがあった. 訪問口腔衛生指導の個人別件数は0回から40回以上とさまざまであった. 訪問口腔衛生指導に対する意見では, 訪問口腔衛生指導の確実な事業化と充実のためには, 研修体制の拡充, 事業運営方法の確立, 行...
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Veröffentlicht in: | 口腔衛生学会雑誌 1997, Vol.47 (2), p.234-234 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 老人保健事業に訪問口腔衛生指導が加えられ4年が経過した. そこで, 特別区に勤務する歯科衛生士102名を対象として, 訪問口腔衛生指導の実施状況を調査し, 今後この事業の進め方を検討した. 調査結果は訪問口腔衛生指導は23区中14区が実施しており, 所管は保健所が多かった. その他の区も計画中である. 実施状況は, 事業活動開始時によっても異なっていたが, 対象者の把握方法によっても違いがあった. 訪問口腔衛生指導の個人別件数は0回から40回以上とさまざまであった. 訪問口腔衛生指導に対する意見では, 訪問口腔衛生指導の確実な事業化と充実のためには, 研修体制の拡充, 事業運営方法の確立, 行政機関, 医療団体および各専門機関の連携が必要と考えている. 高齢化の進む中, 訪問口腔衛生指導は発展させていかなければならない事業である. 行政歯科衛生士として, 事業の確立をめざし積極的に取り組む必要がある. |
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ISSN: | 0023-2831 |