1-3-2 外傷性胸腰椎破裂骨折と神経症状の検討

「目的」外傷性胸腰椎破裂骨折の神経症状を決定する因子を検討することである. 「方法」外傷性胸腰椎破裂骨折で治療を行った45名についてretrospectiveに検討した. (1)脊柱管内骨片占拠率, (2)Modified Frankel分類, (3)Injury Severity Score(ISS), (4)受傷時に受けたエネルギー(エネルギー)につき検討した. 「結果と考察」脊柱管内骨片占拠率は平均52.3%, Modified Frankel分類の内訳はA:4名, B:2名, C:7名, D1:3名, D2:3名, D3:2名, E:24名, ISSは平均20点, エネルギーは平均5,...

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Veröffentlicht in:日本腰痛学会雑誌 2007, Vol.13 (1), p.243-243
Hauptverfasser: 山下正臣, 三村雅也, 関川敏彦, 池之上純男, 高瀬完, 小林倫子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」外傷性胸腰椎破裂骨折の神経症状を決定する因子を検討することである. 「方法」外傷性胸腰椎破裂骨折で治療を行った45名についてretrospectiveに検討した. (1)脊柱管内骨片占拠率, (2)Modified Frankel分類, (3)Injury Severity Score(ISS), (4)受傷時に受けたエネルギー(エネルギー)につき検討した. 「結果と考察」脊柱管内骨片占拠率は平均52.3%, Modified Frankel分類の内訳はA:4名, B:2名, C:7名, D1:3名, D2:3名, D3:2名, E:24名, ISSは平均20点, エネルギーは平均5,072であった. Modified Frankel分類とISS, ISSとエネルギー, Modified Frankel分類とエネルギーに相関が認められ, 神経症状の重症度を決定するのは, 受傷時に受けたエネルギーが関与していることが示唆された.
ISSN:1345-9074