腰椎椎間孔内狭窄に対する椎弓根内進入椎弓根部分切除術の成績
腰椎椎間孔内狭窄に対する久野木らが考案した椎弓根内進入椎弓根部分切除術(intrapedicular partial pediculectomy; 以下IPPP)の術後成績を調査した.対象はIPPPを施行した35例中,術後1年以上経過観察し得た27例であり,手術時平均年齢は63.5歳,平均経過観察期間は4年2カ月であった.狭窄型は前後型2例,上下型5例,全周型22例で,罹患高位はL3/4が1例,L4/5が7例,L5/S1が19例であった.L5/S1高位の両側例が2例あり,1例は両側とも前後型,1例は両側とも全周型であった.除圧不足による短期成績の不良が2例にあり,この2例を除いた25例の平均J...
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Veröffentlicht in: | 日本腰痛学会雑誌 2007, Vol.13(1), pp.130-135 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 腰椎椎間孔内狭窄に対する久野木らが考案した椎弓根内進入椎弓根部分切除術(intrapedicular partial pediculectomy; 以下IPPP)の術後成績を調査した.対象はIPPPを施行した35例中,術後1年以上経過観察し得た27例であり,手術時平均年齢は63.5歳,平均経過観察期間は4年2カ月であった.狭窄型は前後型2例,上下型5例,全周型22例で,罹患高位はL3/4が1例,L4/5が7例,L5/S1が19例であった.L5/S1高位の両側例が2例あり,1例は両側とも前後型,1例は両側とも全周型であった.除圧不足による短期成績の不良が2例にあり,この2例を除いた25例の平均JOA score(15点満点)は,術前6.8(-1~10)点,術後3カ月12.6(9~15)点,術後1年12.2(9~15)点,最終経過観察時11.8(5~15)点と長期にわたり良好な成績が維持された. |
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ISSN: | 1345-9074 1882-1863 |
DOI: | 10.3753/yotsu.13.130 |