腰痛の疫学的調査

労働者における腰痛の実態を把握するため宮崎県内企業3社を調査対象としアンケート調査を行い, 40歳以上1,112名の腰痛について検討した. 腰痛が業務となんらかの関係があると回答した群では運輸職と事務職が多かった.主な発症機転は, ものを持ち上げた時や, 中腰の姿勢, 不自然な姿勢が続いた時などが多かった.腰痛と作業との関係からは職種にかかわらず中腰作業を十分配慮するとともに, 重量物の取り扱いには十分注意が必要である....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:日本腰痛研究会雑誌 1996/12/11, Vol.2(1), pp.8-11
Hauptverfasser: 柏木, 輝行, 田島, 直也, 平川, 俊一, 帖佐, 悦男, 黒木, 浩史, 渡部, 正一
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:労働者における腰痛の実態を把握するため宮崎県内企業3社を調査対象としアンケート調査を行い, 40歳以上1,112名の腰痛について検討した. 腰痛が業務となんらかの関係があると回答した群では運輸職と事務職が多かった.主な発症機転は, ものを持ち上げた時や, 中腰の姿勢, 不自然な姿勢が続いた時などが多かった.腰痛と作業との関係からは職種にかかわらず中腰作業を十分配慮するとともに, 重量物の取り扱いには十分注意が必要である.
ISSN:1341-7355
1884-2186
DOI:10.14898/yotsu1995.2.8