「病院行動評価群Ver. 4」による病院の被災状況の評価と対応の標準化
「I. 緒言」大規模地震や水害などの自然災害発生時に, 病院の医療機能が維持されるか否かは重要な情報であり, 支援体制の構築に欠かせない判断材料である. 災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team; DMAT)の活動方針決定に際して重要な情報であり, 病院の倒壊や津波などのハザードと, 電気, 水, 酸素など医療継続の可否に関わる情報を広域災害救急医療情報システム(Emergency Medical Information System; EMIS)に入力する方針が確立している. 大規模広域の災害では十分な支援は困難であり, 被災しても病院は極力医療提...
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Veröffentlicht in: | Japanese Journal of Disaster Medicine 2023/10/14, Vol.28(3), pp.85-88 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「I. 緒言」大規模地震や水害などの自然災害発生時に, 病院の医療機能が維持されるか否かは重要な情報であり, 支援体制の構築に欠かせない判断材料である. 災害派遣医療チーム(Disaster Medical Assistance Team; DMAT)の活動方針決定に際して重要な情報であり, 病院の倒壊や津波などのハザードと, 電気, 水, 酸素など医療継続の可否に関わる情報を広域災害救急医療情報システム(Emergency Medical Information System; EMIS)に入力する方針が確立している. 大規模広域の災害では十分な支援は困難であり, 被災しても病院は極力医療提供を継続することが求められる. 病院の業務継続計画(Business Continuity Plan; BCP)として, 被災地内で医療を継続できるか否かの判断の項目や手順を標準化しておくことが必要である. 一方, 医療の継続性を判断する項目は多岐にわたり, 支援の必要性や医療継続またはキャパシティの拡大に関する判断結果を, 簡便かつ定型化した標準指標として示すことが重要である. |
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ISSN: | 2189-4035 2434-4214 |
DOI: | 10.51028/jjdisatmed.28.3_85 |