第334回 : 腹腔内出血をきたした肝血管肉腫の一例 (2019.5.24)
「症例概要」 症例: 76歳, 女性 主訴: ふらつき 既往歴: 労作性狭心症, 2型糖尿病, 脂質異常症 家族歴: 父親と姉; 結核, 姪; 子宮癌 「現病歴」 2018年12月X日にふらつき, 腰痛を主訴に他院受診. 同院の造影CTで肝右葉に10cm大の腫瘍性病変と腹腔内出血を認め, 当院転院となった. TAE施行後, 一旦状態が安定し, 5日後に退院となった. 退院後3週間目に, DICで再入院し加療された. 再入院後10日目頃より, 腫瘍から出血が見られたため, TAEが施行されたが, TAE施行2日後に再出血し, 死亡された. 「病理所見(A-8195)」 主病変: 肝臓血管肉腫 随...
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Veröffentlicht in: | 北里医学 2019-06, Vol.49 (1), p.46-46 |
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Hauptverfasser: | , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「症例概要」 症例: 76歳, 女性 主訴: ふらつき 既往歴: 労作性狭心症, 2型糖尿病, 脂質異常症 家族歴: 父親と姉; 結核, 姪; 子宮癌 「現病歴」 2018年12月X日にふらつき, 腰痛を主訴に他院受診. 同院の造影CTで肝右葉に10cm大の腫瘍性病変と腹腔内出血を認め, 当院転院となった. TAE施行後, 一旦状態が安定し, 5日後に退院となった. 退院後3週間目に, DICで再入院し加療された. 再入院後10日目頃より, 腫瘍から出血が見られたため, TAEが施行されたが, TAE施行2日後に再出血し, 死亡された. 「病理所見(A-8195)」 主病変: 肝臓血管肉腫 随伴病変: 播種性血管内凝固症候群 (当症例は学術誌に投稿予定のため, 抄録のみ掲載した) |
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ISSN: | 0385-5449 |