フィードステーションでの配合飼料の給餌条件が牛の進入回数と排泄場所に与える影響

「目的」これまで, 起立直後の牛をフィードステーションに誘導することによりベッドでの排糞を減少させることができる可能性を報告してきた. さらに, フィードステーションヘの進入回数がベッドでの排糞数に影響を与える可能性を報告した. 本研究では, 昨年の発表で排糞場所の制御方法として有効と思われた「起立後給餌」と, 新たな方法として考案した起立検知機を利用しない「60分間隔給餌」を比較し, 配含飼料の給餌条件が牛の進入回数と排泄場所に与える影響を検討した. 材料および方法 帯広畜産大学畜産フィールド科学センターの屋外パドックで実験を行った. 実験期間は2006年5月23日~11月10日であった....

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Veröffentlicht in:Animal Behaviour and Management 2007, Vol.43 (1), p.54-55
Hauptverfasser: 斉藤朋子, 富永宏美, 瀬尾哲也, 古村圭子, 柏村文郎
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」これまで, 起立直後の牛をフィードステーションに誘導することによりベッドでの排糞を減少させることができる可能性を報告してきた. さらに, フィードステーションヘの進入回数がベッドでの排糞数に影響を与える可能性を報告した. 本研究では, 昨年の発表で排糞場所の制御方法として有効と思われた「起立後給餌」と, 新たな方法として考案した起立検知機を利用しない「60分間隔給餌」を比較し, 配含飼料の給餌条件が牛の進入回数と排泄場所に与える影響を検討した. 材料および方法 帯広畜産大学畜産フィールド科学センターの屋外パドックで実験を行った. 実験期間は2006年5月23日~11月10日であった. 供試牛として6頭のホルスタイン種育成牛(実験開始時11~15ヶ月齢)を群飼した. 牛の左後肢に起立検知機を装着し, 起立後の牛にフィードステーションから配含飼料を給与できるようにした. これらはすべて1台のコンピュータで制御した.
ISSN:1880-2133