著しい開口障害をきたした両側筋突起過形成症の1例
「緒言」 開口障害は, 日常臨床でしばしば経験する病態であり, その原因の多くは顎関節症や炎症, 腫瘍, 外傷であり, 筋突起過形成が原因となる場合は比較的まれである. 今回われわれは, 成長とともに筋突起過形成の進行と著しい開口障害を認めた症例に対して筋突起切除術を施行し, 良好な結果を得たので, その概要を報告する. 「症例」 患者:10歳 男児. 初診:2008年9月. 主訴:口が開きづらい. 家族歴:特記事項なし. 既往歴:川崎病. 現病歴:1歳頃から開口量が少ないことを母親は自覚していた. 8歳時に上顎前突を主訴に他院歯科において歯科矯正治療を開始し, 転居に伴い当院矯正歯科を受診し...
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Veröffentlicht in: | 日本顎変形症学会雑誌 2016/08/15, Vol.26(3), pp.214-219 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」 開口障害は, 日常臨床でしばしば経験する病態であり, その原因の多くは顎関節症や炎症, 腫瘍, 外傷であり, 筋突起過形成が原因となる場合は比較的まれである. 今回われわれは, 成長とともに筋突起過形成の進行と著しい開口障害を認めた症例に対して筋突起切除術を施行し, 良好な結果を得たので, その概要を報告する. 「症例」 患者:10歳 男児. 初診:2008年9月. 主訴:口が開きづらい. 家族歴:特記事項なし. 既往歴:川崎病. 現病歴:1歳頃から開口量が少ないことを母親は自覚していた. 8歳時に上顎前突を主訴に他院歯科において歯科矯正治療を開始し, 転居に伴い当院矯正歯科を受診し, 歯科矯正治療を継続した. 開口量が少ないことを矯正歯科担当医に指摘され, 当科での精査加療を勧められ受診した. 現症: 全身所見;身長145cm, 体重53kgで体格中等度であり, 四肢体幹に異常は認めなかった. |
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ISSN: | 0916-7048 1884-5045 |
DOI: | 10.5927/jjjd.26.214 |