1-A-1. 南カリフォルニア地区において下顎骨前方移動術が適用された顎変形症患者の術後の軟組織側貌について

南カリフォルニア地区において下顎骨前方移動術が施行された症例の術後の軟組織側貌形態について報告する. 【対象および方法】対象は,1975年~1993年に南カリフォルニア州ロングビーチメディカルセンターにおいて下顎骨前方移動術が施行された白人成人女性39名とした. 手術時平均年齢は, 33歳6ヵ月であった. 手術法は下顎枝矢状分割法で骨片固定法にスクリューするrigid固定と下顎枝前縁部骨縫合が併用され,舌骨上筋群の剥離が全症例に行われていた. オトガイ形式術併用のものは除外した. 研究資料には, 術直前, 術後1年に採得した側面頭部X線規格写真を用いた. 軟組織分析にはLegan-Bursto...

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Veröffentlicht in:日本顎変形症学会雑誌 1999, Vol.9 (2), p.81-81
Hauptverfasser: 福井和徳, 田村剛, 菊池玄洋, 須藤敦夫, 氷室利彦, Raymond Sugiyama, Ronald Kaminishi
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:南カリフォルニア地区において下顎骨前方移動術が施行された症例の術後の軟組織側貌形態について報告する. 【対象および方法】対象は,1975年~1993年に南カリフォルニア州ロングビーチメディカルセンターにおいて下顎骨前方移動術が施行された白人成人女性39名とした. 手術時平均年齢は, 33歳6ヵ月であった. 手術法は下顎枝矢状分割法で骨片固定法にスクリューするrigid固定と下顎枝前縁部骨縫合が併用され,舌骨上筋群の剥離が全症例に行われていた. オトガイ形式術併用のものは除外した. 研究資料には, 術直前, 術後1年に採得した側面頭部X線規格写真を用いた. 軟組織分析にはLegan-Burstone分析を用い, 手術前後で平均値の差の検定を行った. 【結果】以下の計測項目に, 統計学的に有意な差を認めた. 1)Facial convexity angleは4.6°減少した(p
ISSN:0916-7048