塞栓性大脳半球梗塞に対する早期外減圧術の有効性

「目的」塞栓性大脳半球梗塞に対する早期外減圧術の有効性について検討を行った.「方法」当院に入院した塞栓性大脳半球梗塞患者のうちCT上梗塞体積が200 ml以上かつ80才以内の患者94名を3グループ(保存群29名,脳ヘルニア徴候が出現してから手術を施行した後期群33名,脳ヘルニア徴候の出現前に手術を施行した早期群32名)に分類しretrospectiveに比較,検討した.「結果及び結論」1,6カ月後の死亡率は保存群(62.1%,69.0%)と比べ後期群(15.2%,24.2%)で有意に改善した(p...

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Veröffentlicht in:脳卒中 2008, Vol.30(5), pp.674-681
Hauptverfasser: 長田, 秀夫, 森, 健太郎, 山本, 拓史, 中尾, 保秋, 大山, 一孝, 江崎, 孝徳, 渡邉, 瑞也
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:「目的」塞栓性大脳半球梗塞に対する早期外減圧術の有効性について検討を行った.「方法」当院に入院した塞栓性大脳半球梗塞患者のうちCT上梗塞体積が200 ml以上かつ80才以内の患者94名を3グループ(保存群29名,脳ヘルニア徴候が出現してから手術を施行した後期群33名,脳ヘルニア徴候の出現前に手術を施行した早期群32名)に分類しretrospectiveに比較,検討した.「結果及び結論」1,6カ月後の死亡率は保存群(62.1%,69.0%)と比べ後期群(15.2%,24.2%)で有意に改善した(p
ISSN:0912-0726
1883-1923
DOI:10.3995/jstroke.30.674