脳血管障害例における123I-iomazenil早期分布の検討
中枢性benzodiazepine受容体(BZR)と特異的に結合するI-iomazenil(IMZ)を用いた脳SPECT早期像の臨床的意義を見いだす目的でIMZ早期分布特性を検討した.対象は大脳基底核陳旧性血管障害10例で大脳皮質と小脳半球のdiaschisis領域(D)と対側正常部(N)に設定した関心領域(ROI)内のRIカウントを平均した.N側をROIとするdynamic SPECTの比較でIMZとIMPの時間放射能曲線に解離が見られ,投与直後から早期分布動態の差異が示された.D側をROIとするIMZ-dynamic SPECTでN側との集積差が早期像撮像時間帯付近で最大になった.stat...
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Veröffentlicht in: | 脳卒中 1999/06/25, Vol.21(2), pp.205-212 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 中枢性benzodiazepine受容体(BZR)と特異的に結合するI-iomazenil(IMZ)を用いた脳SPECT早期像の臨床的意義を見いだす目的でIMZ早期分布特性を検討した.対象は大脳基底核陳旧性血管障害10例で大脳皮質と小脳半球のdiaschisis領域(D)と対側正常部(N)に設定した関心領域(ROI)内のRIカウントを平均した.N側をROIとするdynamic SPECTの比較でIMZとIMPの時間放射能曲線に解離が見られ,投与直後から早期分布動態の差異が示された.D側をROIとするIMZ-dynamic SPECTでN側との集積差が早期像撮像時間帯付近で最大になった.static SPECTの比較でD部のRI集積低下度はIMP,IMZ早期像,IMZ後期像の問で有意差(p |
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ISSN: | 0912-0726 1883-1923 |
DOI: | 10.3995/jstroke.21.205 |