総頸動脈血流量, 血流速度, 平均血管径, 血管拍動幅の経年変化: 縦断的検討

総頸動脈血流量, 血流速度, 平均血管径, 血管拍動幅の4年間の経年変化を縦断的に検討した.対象は検診受診者のうち, 薬剤内服歴がなく, 脳卒中の既往および危険因子を有しない例で, 1991年と1995年の両年に観察しえた37例である.測定は, 超音波ドプラ法とパルスエコートラッキング法を併用した脳血管特性測定装置 (QFM-2000XA) を用いて行った.総頸動脈血流量に有意の変化はなかったが, 血流速度 (cm/sec) は21.6±3.4から19.8±3.4と有意に減少し (p...

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Veröffentlicht in:脳卒中 1997/08/25, Vol.19(4), pp.301-307
Hauptverfasser: 高橋, 弘明, 紺野, 衆, 渡辺, 活見, 小泉, 大造, 東儀, 英夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:総頸動脈血流量, 血流速度, 平均血管径, 血管拍動幅の4年間の経年変化を縦断的に検討した.対象は検診受診者のうち, 薬剤内服歴がなく, 脳卒中の既往および危険因子を有しない例で, 1991年と1995年の両年に観察しえた37例である.測定は, 超音波ドプラ法とパルスエコートラッキング法を併用した脳血管特性測定装置 (QFM-2000XA) を用いて行った.総頸動脈血流量に有意の変化はなかったが, 血流速度 (cm/sec) は21.6±3.4から19.8±3.4と有意に減少し (p
ISSN:0912-0726
1883-1923
DOI:10.3995/jstroke.19.301