ご挨拶 第26回腸内細菌学会学術集会を終えて
2022年7月7日~8日, 東京都江戸川区にあるタワーホール船堀におきまして, 公益財団法人腸内細菌学会主催のもと第26回腸内細菌学会学術集会が開催されました. 第26回大会は, 新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながら, 現地開催といたしました. 猛暑の続くなか, 総数530名を超える多くの方々に会場までお越しいただきまして, 心より御礼申し上げます. 今日の腸内細菌研究は, 研究テーマや研究対象の広がりとともに, さまざまな研究手法の発展と革新が進んでおり, 新たな成果も次々と報告されています. 現在までに, 腸内細菌が免疫系, 神経系, 内分泌代謝系など身体の恒常性維持に影響を与え,...
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Veröffentlicht in: | 腸内細菌学雑誌 2022-10, Vol.36 (4), p.175-176 |
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1. Verfasser: | |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 2022年7月7日~8日, 東京都江戸川区にあるタワーホール船堀におきまして, 公益財団法人腸内細菌学会主催のもと第26回腸内細菌学会学術集会が開催されました. 第26回大会は, 新型コロナウイルスの感染防止対策を行いながら, 現地開催といたしました. 猛暑の続くなか, 総数530名を超える多くの方々に会場までお越しいただきまして, 心より御礼申し上げます. 今日の腸内細菌研究は, 研究テーマや研究対象の広がりとともに, さまざまな研究手法の発展と革新が進んでおり, 新たな成果も次々と報告されています. 現在までに, 腸内細菌が免疫系, 神経系, 内分泌代謝系など身体の恒常性維持に影響を与え, 健康と疾患に関与することが明らかになりつつあります. 本大会では, 最先端の腸内細菌研究が科学技術の進歩や革新に伴い次世代に向かって加速しているという現状から, メインテーマを「次世代へ加速する腸内細菌研究 ~マイクロバイオームの生理機能解明とその制御~」と致しました. |
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ISSN: | 1343-0882 |