腸から考えるヒトの健康と感染症

「はじめに」 北里大学薬学部は, 学祖北里柴三郎博上が私立北里研究所を設立した白金キャンパスにあり, 2014年から始まったキャンパス整備計画により, 2017年8月, 地上14階地下2階の「北里研究所/北里大学プラチナタワー」が竣工し, 微生物学研究室も同年9月, 旧3号館からプラチナタワー5階へと教育・研究の場を移しました. 微生物学研究室では, 教員5名体制で, 学部学生30名(薬学科4~6年生, 生命創薬科学科4年生), 大学院生3名の研究指導を行っています. 本研究室では, 細菌と宿主間における相互作用により生じる様々な生命現象のなかで, 特に腸管における病原細菌と宿主との感染現象や...

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Veröffentlicht in:腸内細菌学雑誌 2019-07, Vol.33 (3), p.145-148
1. Verfasser: 岡田信彦
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「はじめに」 北里大学薬学部は, 学祖北里柴三郎博上が私立北里研究所を設立した白金キャンパスにあり, 2014年から始まったキャンパス整備計画により, 2017年8月, 地上14階地下2階の「北里研究所/北里大学プラチナタワー」が竣工し, 微生物学研究室も同年9月, 旧3号館からプラチナタワー5階へと教育・研究の場を移しました. 微生物学研究室では, 教員5名体制で, 学部学生30名(薬学科4~6年生, 生命創薬科学科4年生), 大学院生3名の研究指導を行っています. 本研究室では, 細菌と宿主間における相互作用により生じる様々な生命現象のなかで, 特に腸管における病原細菌と宿主との感染現象や腸内細菌と宿主の相互作用による共生機構など, ヒトの「健康維持」や「感染症」の成立に着目して研究を進めています. 具体的には, 腸管系病原細菌であるSalmonellaをモデル微生物として, 感染機構の解析を進めています.
ISSN:1343-0882