一般演題7 はちみつ摂取による便中腸内細菌叢への影響

【はじめに】はちみつは, 消耗性疾患回復期を中心に健康食品としての有用性が認識されているが, オリゴ糖を含有することから本食品のプレバイオティクスとしての可能性に着目した. 【目的】分子生物学的手法を用い, はちみつ摂取前後の腸内細菌叢について, Bifidobacterium, Lactobacillus, Clostridium coccoides, Bacteroides fragilisなどの代表的な菌属・種の変動を調べること, およびはちみつ摂取により変動しうる未知の腸内細菌同定を試みること. 【方法】20人にはちみつを7日間投与し(0.5g/kg/日), その前後で糞便を採取, D...

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Veröffentlicht in:腸内細菌学雑誌 2011, Vol.25 (2), p.59-59
Hauptverfasser: 羽根田祥, 小森佑奈, 日当愛美, 佐々木佳織, 佐々木巌, 福島浩平
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Zusammenfassung:【はじめに】はちみつは, 消耗性疾患回復期を中心に健康食品としての有用性が認識されているが, オリゴ糖を含有することから本食品のプレバイオティクスとしての可能性に着目した. 【目的】分子生物学的手法を用い, はちみつ摂取前後の腸内細菌叢について, Bifidobacterium, Lactobacillus, Clostridium coccoides, Bacteroides fragilisなどの代表的な菌属・種の変動を調べること, およびはちみつ摂取により変動しうる未知の腸内細菌同定を試みること. 【方法】20人にはちみつを7日間投与し(0.5g/kg/日), その前後で糞便を採取, DNAを抽出した. 測定に用いる標準プラスミドを作製したのち, リアルタイムPCRにより定量した. また, Terminal restriction fragment length polymorphysm(T-RFLP)法を用い, 4例でのはちみつ摂取前後でのピークパターンを比較した.
ISSN:1343-0882