幼児の糞便由来 Bifidobacterium の PCR および 16S rDNA配列解析による分類
本研究の目的は幼児の糞便から分離された Bifidobacterium17株を PCR, および 16S rDNA配列解析により分類することにある. Bifidobacterium の分離株を迅速に分類するため, 属および種特異PCRプライマーを用いた. 属特異プライマーの感度は異なった菌属を調べることによって評価し, 調べたすべての Bifidobacterium が約1.35kbp の大きさのバンドを形成した. Bifidobacterium pseudocatenulatum種特異プライマー約289bpDNAバンドを形成した. これらのプライマーの特異性はDNAバンドを形成しない他の菌種...
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Veröffentlicht in: | 腸内細菌学雑誌 2002, Vol.16 (2), p.153-153 |
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Hauptverfasser: | , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 本研究の目的は幼児の糞便から分離された Bifidobacterium17株を PCR, および 16S rDNA配列解析により分類することにある. Bifidobacterium の分離株を迅速に分類するため, 属および種特異PCRプライマーを用いた. 属特異プライマーの感度は異なった菌属を調べることによって評価し, 調べたすべての Bifidobacterium が約1.35kbp の大きさのバンドを形成した. Bifidobacterium pseudocatenulatum種特異プライマー約289bpDNAバンドを形成した. これらのプライマーの特異性はDNAバンドを形成しない他の菌種を調べることによって決定した. 乳児糞便より分離した Bifidobacterium の糖発酵性状に基づく分類と16S rDNA配列の相同性の解析に基づく分類をデータベースに保存された他の Bifidobacterium と比較したところ類似していなかった. |
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ISSN: | 1343-0882 |