Effects of 5-aminolevulinic acid with iron supplementation on respiratory responses to graded cycling and interval walking training achievement in older women over 75 yrs (後期高齢女性における5-アミノレブリン酸摂取が自転車による運動負荷漸増時の呼吸応答とインターバル速歩トレーニング量に与える影響)

(論文の内容の要旨) 【背景と目的】加齢に伴う身体機能の低下や病気を予防するためには, 一定強度以上の運動トレーニングを実施する必要がある. しかし, 加齢による体力の低下によって生じる身体的および心理的な障壁は, 高齢者が日々の運動トレーニングを実施することを妨げている可能性がある. 一方, ヘムの前駆体である5-アミノレブリン酸(ALA)摂取はミトコンドリア機能を改善することが報告されている. また当研究室では, 運動トレーニングを継続している前期高齢女性において, ALAとその効果を増強させるクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)の摂取が, 有酸素運動能を改善し, 運動トレーニング量を増加さ...

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Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2022-12, Vol.70 (6), p.410-411
1. Verfasser: 市原靖子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:(論文の内容の要旨) 【背景と目的】加齢に伴う身体機能の低下や病気を予防するためには, 一定強度以上の運動トレーニングを実施する必要がある. しかし, 加齢による体力の低下によって生じる身体的および心理的な障壁は, 高齢者が日々の運動トレーニングを実施することを妨げている可能性がある. 一方, ヘムの前駆体である5-アミノレブリン酸(ALA)摂取はミトコンドリア機能を改善することが報告されている. また当研究室では, 運動トレーニングを継続している前期高齢女性において, ALAとその効果を増強させるクエン酸第一鉄ナトリウム(SFC)の摂取が, 有酸素運動能を改善し, 運動トレーニング量を増加させることを報告した. しかし, 運動習慣のない後期高齢者における効果は不明である. そこで, 今回, ALA+SFCの摂取は, 運動習慣のない後期高齢女性においても有酸素運動能を改善し, 自発的な運動トレーニング量を増加させるか否かを検証した.
ISSN:0037-3826