26 当院における腹腔鏡下直腸癌手術の現状

目的:直腸癌手術において腹腔鏡下手術が90%を占める. 腹腔鏡手術の現状および利点・欠点を明確にして今後の手術方針を検討する. 対象:術前側方リンパ節転移を認めた症例および周囲臓器浸潤の一部(前立腺・精嚢・膀胱・骨盤神経叢などの骨盤側壁・仙骨浸潤)の症例は腹腔鏡手術の適応外とする. 結果:術中手術時間中央値;286min, 術中出血量中央値;0-20ml, 術後吻合部縫合不全率;3%. 結語:直腸癌手術に対して, 腹腔鏡手術は有効な術式である....

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Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2011, Vol.59 (6), p.473-474
Hauptverfasser: 植松大, 真岸亜希子, 佐野貴之, 新津宏和, 秋山岳, 成田麻衣子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:目的:直腸癌手術において腹腔鏡下手術が90%を占める. 腹腔鏡手術の現状および利点・欠点を明確にして今後の手術方針を検討する. 対象:術前側方リンパ節転移を認めた症例および周囲臓器浸潤の一部(前立腺・精嚢・膀胱・骨盤神経叢などの骨盤側壁・仙骨浸潤)の症例は腹腔鏡手術の適応外とする. 結果:術中手術時間中央値;286min, 術中出血量中央値;0-20ml, 術後吻合部縫合不全率;3%. 結語:直腸癌手術に対して, 腹腔鏡手術は有効な術式である.
ISSN:0037-3826