信州大学医学部附属病院の輝く未来のために

信州大学医学部附属病院の基本理念は, 「診療・教育・研究を遂行する大学病院としての使命を果たし, 患者さんの人権を尊重した先進的医療を行うとともに, 次代を担う国際的な医療人を育成する」である. これに基づいて, 信大病院は長野県内の救命救急医療を担い, 難治性疾患に対して高度医療・先進医療の開発と提供を行っている. 平成17年4月に救命救急センターが設置され, 診療科横断的な救命救急医療が開始された. 平成19年4月に長野県の高度救命救急センターに指定され, 現在の病床数は20床で, さらに9床が後方病床として機能している. 平成21年5月に免震構造とヘリポートを備えた新外来棟が稼働したこと...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2011, Vol.59 (2), p.61-62
1. Verfasser: 小池健一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:信州大学医学部附属病院の基本理念は, 「診療・教育・研究を遂行する大学病院としての使命を果たし, 患者さんの人権を尊重した先進的医療を行うとともに, 次代を担う国際的な医療人を育成する」である. これに基づいて, 信大病院は長野県内の救命救急医療を担い, 難治性疾患に対して高度医療・先進医療の開発と提供を行っている. 平成17年4月に救命救急センターが設置され, 診療科横断的な救命救急医療が開始された. 平成19年4月に長野県の高度救命救急センターに指定され, 現在の病床数は20床で, さらに9床が後方病床として機能している. 平成21年5月に免震構造とヘリポートを備えた新外来棟が稼働したことに伴い, 高度救命救急センター機能はさらに強化され, 大規模災害に対応できるようになった. 24時間対応の胸痛センターも大きな機能を発揮している. 平成21年度のヘリコプターによる搬送件数は69件で, 交通事故による多発外傷等の外傷患者が半分を占め, 心血管系疾患患者が1/4であった.
ISSN:0037-3826