27.一卵性双生児間の生体肝移植の1例

原発性硬化性胆管炎の31歳女性に対し, 一卵性双生児の妹をドナーとした生体肝移植術(同所性肝左葉移植術)を施行した. 冷疎血再灌流障害防止目的にメチルプレドニゾロンを術中から4日間投与したが, 術後に免疫抑制療法は行わなかった. 術後経過は良好で59日で退院した. 1年2ヵ月の経過観察で原疾患の再発なく, 肝機能正常で社会復帰している....

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Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2006, Vol.54 (4), p.233-233
Hauptverfasser: 樋口和男, 浦田浩一, 増田雄一, 大野康成, 小川真一郎, 三田篤義, 中澤勇一, 池上俊彦, 橋倉泰彦, 宮川眞一
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:原発性硬化性胆管炎の31歳女性に対し, 一卵性双生児の妹をドナーとした生体肝移植術(同所性肝左葉移植術)を施行した. 冷疎血再灌流障害防止目的にメチルプレドニゾロンを術中から4日間投与したが, 術後に免疫抑制療法は行わなかった. 術後経過は良好で59日で退院した. 1年2ヵ月の経過観察で原疾患の再発なく, 肝機能正常で社会復帰している.
ISSN:0037-3826