3 当院でのNST活動報告
当院では平成16年3月に医師, 看護師, 栄養士, 薬剤師, 言語聴覚士をメンバーとしてNSTを立ち上げるべく活動を開始した. 8月には回診を開始し, NST稼動施設認定を受け現在に至っている. NST介入方法は, (1)看護診断による依頼, (2)言語聴覚士からの依頼, (3)主治医からの依頼により, その介入件数は全科の2%程度であった. しかし, 低栄養の患者を見落とさないためには栄養士によるスクリーニングが必要と考え, 平成17年1月27日より栄養科によるスクリーニングを開始した. 各病棟に担当栄養士を配置し, BMI 17以下, Alb3.0g/dl以下, 明らかな食事摂取不良のいず...
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Veröffentlicht in: | 信州医学雑誌 2006, Vol.54 (2), p.105-106 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 当院では平成16年3月に医師, 看護師, 栄養士, 薬剤師, 言語聴覚士をメンバーとしてNSTを立ち上げるべく活動を開始した. 8月には回診を開始し, NST稼動施設認定を受け現在に至っている. NST介入方法は, (1)看護診断による依頼, (2)言語聴覚士からの依頼, (3)主治医からの依頼により, その介入件数は全科の2%程度であった. しかし, 低栄養の患者を見落とさないためには栄養士によるスクリーニングが必要と考え, 平成17年1月27日より栄養科によるスクリーニングを開始した. 各病棟に担当栄養士を配置し, BMI 17以下, Alb3.0g/dl以下, 明らかな食事摂取不良のいずれかに該当する患者に対してアセスメントを行う. 低栄養状態とアセスメントした患者に対し, 毎週NST検討会及びNST回診を行い, 改善に努めている. 現在, 低栄養状態の患者は全科の18%となっている. NST介入により, 改善が見られた症例を紹介する. |
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ISSN: | 0037-3826 |