25 膝関節自家骨軟骨移植術後のMRI所見の変化

膝関節の自家骨軟骨移植術(以下モザイク)術後のMRI信号の変化につき検討すること. 2003年10月から2004年5月までの間にモザイクを施行し,術後2回MRIを撮影した7名7膝を対象とした.平均年齢は66歳で女性5名,男性2名であった.平均経過観察期間は13カ月であった.モザイク施行後にGE社および東芝社の1.5テスラMRIを用いプロトン強調画像,T2*画像に加え,軟骨評価目的で脂肪抑制3D-SPGR法を撮像,評価した. モザイク後の移植柱および周囲骨髄組織の浮腫性信号が術後13カ月まで認められたのはこれまでの所家の報告と同様であった.また,すべての症例で術後6カ月以降には移植柱の軟骨が周囲...

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Veröffentlicht in:信州医学雑誌 2005, Vol.53 (4), p.252-252
Hauptverfasser: 大内 洋, 林 英俊
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:膝関節の自家骨軟骨移植術(以下モザイク)術後のMRI信号の変化につき検討すること. 2003年10月から2004年5月までの間にモザイクを施行し,術後2回MRIを撮影した7名7膝を対象とした.平均年齢は66歳で女性5名,男性2名であった.平均経過観察期間は13カ月であった.モザイク施行後にGE社および東芝社の1.5テスラMRIを用いプロトン強調画像,T2*画像に加え,軟骨評価目的で脂肪抑制3D-SPGR法を撮像,評価した. モザイク後の移植柱および周囲骨髄組織の浮腫性信号が術後13カ月まで認められたのはこれまでの所家の報告と同様であった.また,すべての症例で術後6カ月以降には移植柱の軟骨が周囲軟骨との間で連続性を獲得していた.
ISSN:0037-3826