1. 補綴領域におけるOral Health Impact Profile短縮版の信頼性・妥当性の検討

本研究の目的はOHIP-JP16の信頼性と妥当性を検討することである. 2004年6月から2005年11月に自記式調査を行い, 125名を解析対象者とした. 信頼性は内的整合性と再現性を, 妥当性は弁別的妥当性の検討を行った. 内的整合性を示すCronbachのαは, 0.43~0.941であった. 再現性はICCが0.69~0.92, κ係数が0.12~0.67の値となった. 弁別的妥当性の評価では, 残存歯数が24本以上の者, アイヒナー分類でAグループに属するもの, 義歯未装着者, 口腔の主観的健康感が良好な者は, OHIP-JP16の総スコアの平均は小さな値を示した(P...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:九州歯科学会雑誌 2007-09, Vol.61 (2/3), p.98-98
1. Verfasser: 竹中めぐみ
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:本研究の目的はOHIP-JP16の信頼性と妥当性を検討することである. 2004年6月から2005年11月に自記式調査を行い, 125名を解析対象者とした. 信頼性は内的整合性と再現性を, 妥当性は弁別的妥当性の検討を行った. 内的整合性を示すCronbachのαは, 0.43~0.941であった. 再現性はICCが0.69~0.92, κ係数が0.12~0.67の値となった. 弁別的妥当性の評価では, 残存歯数が24本以上の者, アイヒナー分類でAグループに属するもの, 義歯未装着者, 口腔の主観的健康感が良好な者は, OHIP-JP16の総スコアの平均は小さな値を示した(P
ISSN:0368-6833