平成14年度九州歯科大学OSCEトライアルにおける受験生アンケート調査
我国の歯科医学教育において客観的臨床能力試験(OSCE)は2005年より本格導入される.本学でも2002年にOSCEトライアルを実施し,受験生を対象にアンケート調査をし,分析を行った.ほとんどの受験生が,OSCEトライアルの受験は有意義であり,今後の臨床実習の動機づけになると回答した.一方受験生にはOSCEトライアルの目的がよく理解されておらず,彼らは臨床実習カリキュラムが臨床技能の増進に十分ではないとも述べた.本学の歯科医学教育カリキュラムは検討の余地があるが,OSCEトライアルは学生の臨床実習に対するモチベーションの向上に有用であると言える....
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Veröffentlicht in: | 九州歯科学会雑誌 2005/08/25, Vol.59(3), pp.105-112 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
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Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 我国の歯科医学教育において客観的臨床能力試験(OSCE)は2005年より本格導入される.本学でも2002年にOSCEトライアルを実施し,受験生を対象にアンケート調査をし,分析を行った.ほとんどの受験生が,OSCEトライアルの受験は有意義であり,今後の臨床実習の動機づけになると回答した.一方受験生にはOSCEトライアルの目的がよく理解されておらず,彼らは臨床実習カリキュラムが臨床技能の増進に十分ではないとも述べた.本学の歯科医学教育カリキュラムは検討の余地があるが,OSCEトライアルは学生の臨床実習に対するモチベーションの向上に有用であると言える. |
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ISSN: | 0368-6833 1880-8719 |
DOI: | 10.2504/kds.59.105 |