九州歯科大学におけるOSCEトライアルの評価
「緒言」共用試験歯学OSCE(Objective Structured Clinical Examination)は, 平成17年度の本格実施に向けて, これまで各歯科大学においてトライアルが行われ, トライアルの内容やOSCEに関連した研究が報告されている1-12). 本学においても, 2002年7月にOSCE実行委員会を立ち上げ, 学内ワークショップや臨床研修医を対象としたOSCEを実施したのち, 2003年3月15日に平成14年度OSCEトライアル(第1回)を, 2003年12月6日に平成15年度OSCEトライアル(第2回)を実施した. OSCEトライアルの実施や各地で実施されるOSCE...
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Veröffentlicht in: | 九州歯科学会雑誌 2004/12/25, Vol.58(6), pp.213-222 |
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Hauptverfasser: | , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 「緒言」共用試験歯学OSCE(Objective Structured Clinical Examination)は, 平成17年度の本格実施に向けて, これまで各歯科大学においてトライアルが行われ, トライアルの内容やOSCEに関連した研究が報告されている1-12). 本学においても, 2002年7月にOSCE実行委員会を立ち上げ, 学内ワークショップや臨床研修医を対象としたOSCEを実施したのち, 2003年3月15日に平成14年度OSCEトライアル(第1回)を, 2003年12月6日に平成15年度OSCEトライアル(第2回)を実施した. OSCEトライアルの実施や各地で実施されるOSCEなどの歯学教育に関連するワークショップへの参加, さらに外部評価者の経験や学内でのFD講演会を通して, 本学の多くの教員が, OSCEについて理解し, その意義を認めている. さらに, OSCEというひとつの評価方法を知ることにより, これまでの講義や実習内容を検討する講座も増加してきた. そこで, 今後の本学における歯学教育のあり方を検討する上での資料とするため, 第1回および第2回のOSCEトライアルにおける実施結果について検討を行った. 方法 1. 実施対象 平成14年度および15年度九州歯科大学5年次生(89名および99名)を対象とした. 実施時期は, 約1か月間の予備登院実習が終了し, 本登院開始直後であった. |
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ISSN: | 0368-6833 1880-8719 |
DOI: | 10.2504/kds.58.213 |