九州歯科大学附属病院第1義歯科における高齢患者の動向‐2年間の調査報告

近年, 高齢化社会への関心が高くなっている. そこで我々は高齢患者の受診が多い第1義歯科の新患を対象に調査を行っている. 2002年4月から2003年3月までの受診患者については, 第63回九州歯科学会総会で発表した. 今回も同様に, 2003年4月から2004年3月までに当科を新患として受診した患者を対象に, 追調査を行った. 対象患者数は389名で, そのうち65歳以上の高齢患者は146名で, 全体数の37.8%であった. 2002年度(36.1%)と比較すると, 高齢患者の占める率がわずかに増加していた. これらの患者について, 各々の地域, 全身疾患の有無や種類, 紹介元, 当科での処...

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Hauptverfasser: 尾座本まゆみ, 槙原絵理, 鱒見進一, 有田正博, 松木貴彦, 中村恵子
Format: Tagungsbericht
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:近年, 高齢化社会への関心が高くなっている. そこで我々は高齢患者の受診が多い第1義歯科の新患を対象に調査を行っている. 2002年4月から2003年3月までの受診患者については, 第63回九州歯科学会総会で発表した. 今回も同様に, 2003年4月から2004年3月までに当科を新患として受診した患者を対象に, 追調査を行った. 対象患者数は389名で, そのうち65歳以上の高齢患者は146名で, 全体数の37.8%であった. 2002年度(36.1%)と比較すると, 高齢患者の占める率がわずかに増加していた. これらの患者について, 各々の地域, 全身疾患の有無や種類, 紹介元, 当科での処置内容などについて詳細に調査を行った.
ISSN:0368-6833