療養病棟における『退院相談会議』導入の効果
当院の療養病棟では, 入院から退院までの長期計画のオーバービュー形式クリティカルパス (以下長期パス) を用いていた. しかし, 退院に関しては, 患者家族と医療者の意向の違いでトラブルを生じたり, 退院後の介護に対するサポート体制の不備などの問題があり, 入院が長期化する傾向にあった. これらの問題を克服するために, 長期パスに退院計画に関する合同カンファレンス (以下退院相談会議) を取り入れた結果, 退院調整がスムースになり, 平均在院日数が短縮した. 慢性期患者の退院調整において, 多職種によるチームアプローチをシステム化したことは, 長期入院患者の退院に有効であった....
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Veröffentlicht in: | 医療マネジメント学会雑誌 2005/12/01, Vol.6(3), pp.561-563 |
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Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 当院の療養病棟では, 入院から退院までの長期計画のオーバービュー形式クリティカルパス (以下長期パス) を用いていた. しかし, 退院に関しては, 患者家族と医療者の意向の違いでトラブルを生じたり, 退院後の介護に対するサポート体制の不備などの問題があり, 入院が長期化する傾向にあった. これらの問題を克服するために, 長期パスに退院計画に関する合同カンファレンス (以下退院相談会議) を取り入れた結果, 退院調整がスムースになり, 平均在院日数が短縮した. 慢性期患者の退院調整において, 多職種によるチームアプローチをシステム化したことは, 長期入院患者の退院に有効であった. |
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ISSN: | 1345-6903 1884-6793 |
DOI: | 10.11191/jhm2000.6.561 |