医療系大学生のスマートフォン依存と対人ストレスに関する研究

目 的:本研究は,医療系大学生のスマホ依存と対人ストレスの関連を明らかにすることを目的とした.方 法:医療系大学3,4年生の320名に,無記名アンケートを行った.調査内容は,1)スマホ使用時間と利用頻度の高いアプリ,2)日本語版スマートフォン依存スケール短縮版(SAS-SV-J),3)心理的ストレス反応尺度(SRS─18),4)短縮版対人ストレスコーピング尺度(ISI─15)であった.結 果:有効回答178件を分析し,57名(32.0%)がスマホ依存に該当した.回答者の57.0%が1日に3時間以上スマホを使用していた.最も頻繁に利用されたアプリはSNSであった.心理的ストレス反応は,スマホ依存...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2022/02/01, Vol.72(1), pp.71-78
Hauptverfasser: 沖田, 純奈, 近藤, 浩子
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:目 的:本研究は,医療系大学生のスマホ依存と対人ストレスの関連を明らかにすることを目的とした.方 法:医療系大学3,4年生の320名に,無記名アンケートを行った.調査内容は,1)スマホ使用時間と利用頻度の高いアプリ,2)日本語版スマートフォン依存スケール短縮版(SAS-SV-J),3)心理的ストレス反応尺度(SRS─18),4)短縮版対人ストレスコーピング尺度(ISI─15)であった.結 果:有効回答178件を分析し,57名(32.0%)がスマホ依存に該当した.回答者の57.0%が1日に3時間以上スマホを使用していた.最も頻繁に利用されたアプリはSNSであった.心理的ストレス反応は,スマホ依存群と非依存群の2群間に有意差がみられ(p
ISSN:1343-2826
1881-1191
DOI:10.2974/kmj.72.71