モンゴル国における理学療法教育支援
群馬大学大学院保健学研究科およびHealth Sciences University of Mongolia (HSUM) との学部間交流協定を基盤とし, モンゴル国で初めての理学療法学科新設および理学療法士育成のための教育支援を行った. 具体的には, 理学療法カリキュラム作成の助言や専門科目に対する特別講義・実習指導などである. カリキュラムに関しては, 日本厚生労働省が規定している指定規則に準じ, 群馬大学の教育課程を参考に構成した. また, 群馬大学の担当科目は, HSUMからの要望をもとに運動学や評価の講義・実習を中心とした. このため, 臨床技能や介入に関する内容を取り入れることが物...
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Veröffentlicht in: | THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2011/11/01, Vol.61(4), pp.537-542 |
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Hauptverfasser: | , |
Format: | Artikel |
Sprache: | jpn |
Schlagworte: | |
Online-Zugang: | Volltext |
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Zusammenfassung: | 群馬大学大学院保健学研究科およびHealth Sciences University of Mongolia (HSUM) との学部間交流協定を基盤とし, モンゴル国で初めての理学療法学科新設および理学療法士育成のための教育支援を行った. 具体的には, 理学療法カリキュラム作成の助言や専門科目に対する特別講義・実習指導などである. カリキュラムに関しては, 日本厚生労働省が規定している指定規則に準じ, 群馬大学の教育課程を参考に構成した. また, 群馬大学の担当科目は, HSUMからの要望をもとに運動学や評価の講義・実習を中心とした. このため, 臨床技能や介入に関する内容を取り入れることが物理的にも困難であった. 2011年5月に理学療法学科の第1期生が卒業したが, 今後は臨床思考過程や臨床技能に対する教育支援を中心に, 両大学の交流を継続していく必要があると考える. |
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ISSN: | 1343-2826 1881-1191 |
DOI: | 10.2974/kmj.61.537 |