19. 当院における大腸ESDの現状と先進医療「内視鏡的大腸粘膜下層剥離術」について

ESDによる内視鏡治療は, 2006年4月早期胃癌を対象に, 2008年4月早期食道癌を対象に保険適応となった. しかし, 大腸腫瘍に対するESDは, 高度な技術が必要で偶発症が重篤化しやすい等の理由から保険適応外となっている. しかし2009年7月より先進医療としての治療が承認されている. 当院では, 日本消化器内視鏡学会の大腸ESD声明文の勧告に準じ先進医療を申請し, 2010年10月1日より先進医療「内視鏡的大腸粘膜下層剥離術」を開始した. 当院における大腸ESDの現状と, 先進医療としての大腸ESDについて報告する....

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2011, Vol.61 (2), p.262-262
Hauptverfasser: 和田正浩, 岸遂忠, 中島修, 藤田欣一, 真木武志, 新井昌明
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:ESDによる内視鏡治療は, 2006年4月早期胃癌を対象に, 2008年4月早期食道癌を対象に保険適応となった. しかし, 大腸腫瘍に対するESDは, 高度な技術が必要で偶発症が重篤化しやすい等の理由から保険適応外となっている. しかし2009年7月より先進医療としての治療が承認されている. 当院では, 日本消化器内視鏡学会の大腸ESD声明文の勧告に準じ先進医療を申請し, 2010年10月1日より先進医療「内視鏡的大腸粘膜下層剥離術」を開始した. 当院における大腸ESDの現状と, 先進医療としての大腸ESDについて報告する.
ISSN:1343-2826