7. CAD装置を使用するにあたり-マンモグラフィでカテゴリー3以上になる腫瘤に対してCADがマークをつけなかった3症例の検討

当病院では2007年3月より検診マンモグラフィにおいてデジタルマンモグラフィ装置を導入した. それに伴いCAD装置を共に導入した. これを第2の意見として使用することにより病変の見落としを最小限に抑える手助けとなっている. しかし, いくつかの症例に対して, 所見があるにも関わらずCADによるマークがつけられなかったものがあった. そこでMMGにおいてカテゴリー3以上をつけた腫瘤に対して, CADがマークをつけなかった3症例についての検討を行った. CAD装置は関心領域を同定する専用のアルゴリズムを使用し画像を分析するため, その腫瘤のMMGのうつり方によりマークをつけないものが少なからず存在...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2009, Vol.59 (1), p.81-81
Hauptverfasser: 米澤利佳, 山田恭子, 柿沼史江, 清水由歌, 沼倉幸子, 根岸健, 片山和久
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:当病院では2007年3月より検診マンモグラフィにおいてデジタルマンモグラフィ装置を導入した. それに伴いCAD装置を共に導入した. これを第2の意見として使用することにより病変の見落としを最小限に抑える手助けとなっている. しかし, いくつかの症例に対して, 所見があるにも関わらずCADによるマークがつけられなかったものがあった. そこでMMGにおいてカテゴリー3以上をつけた腫瘤に対して, CADがマークをつけなかった3症例についての検討を行った. CAD装置は関心領域を同定する専用のアルゴリズムを使用し画像を分析するため, その腫瘤のMMGのうつり方によりマークをつけないものが少なからず存在するのが現状である. このようなCADの特性を理解し, またそれを使用する側の豊富な読影経験により, 最も有用に活用できると考えられる.
ISSN:1343-2826