12.Motorized wedge角度の検証

【目的】今年度当施設に導入されたリニアックElekta Synergy Platformは60度の物理wedgeがガントリヘッドに内装され, そのwedgeが治療照射野内外を移動して1~59度のwedge線量を照射する, Motorized wedgeを装備している. 今回我々は3次元水ファントムによる測定とフィルムを用いて, Motorized wedgeのwedge角度について検証を行ったので報告する. 【結果, 考察】治療計画装置で得られた線量分布と3次元水ファントム, フィルム法で求められたwedge角度はよく相関しており, 線量分布を検証する方法としてフィルム法は有用であった. Mo...

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Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2007, Vol.57 (1), p.68-68
Hauptverfasser: 松田一秀, 小島徹, 清宮幸雄, 上原晃, 佐藤恭二, 溝脇貴志, 斉藤淳一, 楮本智子, 齋藤吉弘
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】今年度当施設に導入されたリニアックElekta Synergy Platformは60度の物理wedgeがガントリヘッドに内装され, そのwedgeが治療照射野内外を移動して1~59度のwedge線量を照射する, Motorized wedgeを装備している. 今回我々は3次元水ファントムによる測定とフィルムを用いて, Motorized wedgeのwedge角度について検証を行ったので報告する. 【結果, 考察】治療計画装置で得られた線量分布と3次元水ファントム, フィルム法で求められたwedge角度はよく相関しており, 線量分布を検証する方法としてフィルム法は有用であった. Motorized wedgeは照射中に稼働するものがなく, 必要なwedge角度はwedge fieldとopen fieldとの線量比率から手計算によっても求められるため, Jaw leafを稼働させるDynamic wedgeに比較して検証は比較的容易である.
ISSN:1343-2826