6.ヘリカルトモセラピーを利用した強度変調放射線治療(IMRT)の紹介

日高病院では本年8月にヘリカルトモセラピー(Hi-Art)を導入し, 現在稼動に向けて準備を進めている. 当機はCT様の円形のガントリー内に6MVのライナックを組み込み, MLCと寝台の移動を組み合わせ, ヘリカルCTの原理で照射を行う強度変調放射線治療(IMRT)専用機であり, 以下のような特徴がある. 1. ライナックを利用したMVCTの撮影が可能であり, 照射毎に位置の確認ができる. 2. 患者毎に行うDQAのプログラムがシステムに組み込まれており, 簡便にDQAが行える. 3. 治療計画において, 照射方向やウェッジなどを考慮する必要が無い. 4. つなぎ目の無い大照射野の照射が可能で...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2007, Vol.57 (1), p.66-66
Hauptverfasser: 河村英将, 江原威, 桜井英幸, 中野隆史, 伊藤晴夫, 須田悟志, 関原哲夫, 安藤義孝
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:日高病院では本年8月にヘリカルトモセラピー(Hi-Art)を導入し, 現在稼動に向けて準備を進めている. 当機はCT様の円形のガントリー内に6MVのライナックを組み込み, MLCと寝台の移動を組み合わせ, ヘリカルCTの原理で照射を行う強度変調放射線治療(IMRT)専用機であり, 以下のような特徴がある. 1. ライナックを利用したMVCTの撮影が可能であり, 照射毎に位置の確認ができる. 2. 患者毎に行うDQAのプログラムがシステムに組み込まれており, 簡便にDQAが行える. 3. 治療計画において, 照射方向やウェッジなどを考慮する必要が無い. 4. つなぎ目の無い大照射野の照射が可能である. 当機の適応疾患, 治療計画例について紹介する.
ISSN:1343-2826