14.群馬県立がんセンターにおける限局型小細胞肺癌の治療成績

【目的】限局型小細胞肺癌の治療成績について検討する. 【対象】1993年4月~2004年3月までに当科で放射線治療を施行した限局型小細胞肺癌は24例であった. 年齢は48歳から75歳(中央値66歳), 男性19例, 女性5例であった. 病期はI, II期4例, IIIA期9例, IIIB期11例であった. 治療は全例に化学放射線療法を施行し導入化学療法が21例, 同時が3例で, 23例はプラチナ製剤を含む化学療法を施行した. 胸部放射線治療の総線量は41.4Gyから60Gyで, 中央値は52Gyであった, 結果)全生存率は2年54%, 5年23%であり50%生存期間は29ヶ月であった. 照射野...

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Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2006, Vol.56 (2), p.194-194
Hauptverfasser: 吉田大作, 玉木義雄, 樋口啓子, 北本佳住, 湊 浩一, 吉野麗子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Zusammenfassung:【目的】限局型小細胞肺癌の治療成績について検討する. 【対象】1993年4月~2004年3月までに当科で放射線治療を施行した限局型小細胞肺癌は24例であった. 年齢は48歳から75歳(中央値66歳), 男性19例, 女性5例であった. 病期はI, II期4例, IIIA期9例, IIIB期11例であった. 治療は全例に化学放射線療法を施行し導入化学療法が21例, 同時が3例で, 23例はプラチナ製剤を含む化学療法を施行した. 胸部放射線治療の総線量は41.4Gyから60Gyで, 中央値は52Gyであった, 結果)全生存率は2年54%, 5年23%であり50%生存期間は29ヶ月であった. 照射野内の局所制御, 有害事象等との関係を検討した.
ISSN:1343-2826