16.体幹部STIのためのビームコミッショニング

【目的】体幹部Stereotactic irradiation(STI)に対するMLCfield, 不均質補正に関する治療計画装置(RTP)の線量コミッショニング経験を報告する. 【方法】Clinac21EX(Varian)からの6MVx線SAD100cmで1)MLCによって形成した3φ, 4φ, 5φ, 7φ, 9φ, 10φのfieldについてdmax, d10cmの線量profileをEDR2フィルムで測定した. また, 2)胸部模擬ファントムでの臨床シミュレーションにおいて, ガラス線量素子でIsocenter絶対線量, EDR2で不均質内線量分布を取得した. 検証したRTPはXiO...

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Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2005, Vol.55 (2), p.184-184
Hauptverfasser: 羽生裕二, 黒岡将彦, 村松君枝, 土橋浩之, 大野淳, 福岡美代子, 稲並臣哉, 園田辰夫, 三橋紀夫
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】体幹部Stereotactic irradiation(STI)に対するMLCfield, 不均質補正に関する治療計画装置(RTP)の線量コミッショニング経験を報告する. 【方法】Clinac21EX(Varian)からの6MVx線SAD100cmで1)MLCによって形成した3φ, 4φ, 5φ, 7φ, 9φ, 10φのfieldについてdmax, d10cmの線量profileをEDR2フィルムで測定した. また, 2)胸部模擬ファントムでの臨床シミュレーションにおいて, ガラス線量素子でIsocenter絶対線量, EDR2で不均質内線量分布を取得した. 検証したRTPはXiO v4. 1. 1(CMS), Eclipse v6.5(Varian)である. 【結果】MLC leaf endで形成される線量分布の再現は良好であった. XiOの(a)Superpositionでの2Gy投与でのMU:267, (b)Clarkson:250, Eclipseの(c)Batho power low:266であった. 絶対線量は2.001±0.036Gy/MU267であった. 不均質内線量分布は, (c)と異なり(a)(b)は測定値とほぼ一致した. わずかな低線量領域の相違は存在したが, これは潜在的なフィルム計測上の問題に関係していると考えられた. 【結語】それぞれのRTPで受け入れ可能な線量コミッショニングが実施できた.
ISSN:1343-2826