11.子宮頸癌の放射線治療におけるオリエンテーション用紙の改善を試みて

当科では, 医師から放射線治療について説明がなされた後に, 副作用や注意点が部位別に記載されたオリエンテーション用紙を用いて, 看護師からも説明を行っている. 患者は治療に対する不安や副作用などにより様々な苦痛を持つ状況にあり, 事前に治療内容, 副作用, それに対する対処方法を知っておくことが必要となる. 放射線治療に関するオリエンテーションの現状を把握するためにアンケートを行った結果, 副作用や注意点に関して理解に個人差があり, 適切な情報提供をすることが治療のゴールを目指す上で重要であると考えられ, オリエンテーション用紙の見直しを行った. 今回は子宮頸癌のオリエンテーション用紙に焦点を...

Ausführliche Beschreibung

Gespeichert in:
Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2004-05, Vol.54 (2), p.167-168
Hauptverfasser: 大島佐都子, 塚田千恵子, 森千沙子, 井上エリ子, 金子由美子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
Tags: Tag hinzufügen
Keine Tags, Fügen Sie den ersten Tag hinzu!
Beschreibung
Zusammenfassung:当科では, 医師から放射線治療について説明がなされた後に, 副作用や注意点が部位別に記載されたオリエンテーション用紙を用いて, 看護師からも説明を行っている. 患者は治療に対する不安や副作用などにより様々な苦痛を持つ状況にあり, 事前に治療内容, 副作用, それに対する対処方法を知っておくことが必要となる. 放射線治療に関するオリエンテーションの現状を把握するためにアンケートを行った結果, 副作用や注意点に関して理解に個人差があり, 適切な情報提供をすることが治療のゴールを目指す上で重要であると考えられ, オリエンテーション用紙の見直しを行った. 今回は子宮頸癌のオリエンテーション用紙に焦点を絞り, 正確な情報を提供し, 患者が納得して治療を受けられるようなオリエンテーション用紙の改善と, これからの方向性を考察したので報告する.
ISSN:1343-2826