14.群馬県立がんセンターにおける放射線治療システムについて

昨年の放射線治療システムの更新に伴い, 放射線治療部門においてIMRTなどの三次元治療が対応可能となり, またネットワークが強化されたので紹介する. データベースとネットワークの更新により各モダリティからの画像がオンラインで取得可能となった. これにより作業効率が向上した. 治療計画装置についてはSRTやインバースプランニングなどの三次元治療計画における線量分布も視覚的な確認が可能となった. X線位置決め装置と治療計画CTについては共有寝台を用いることにより今まで以上に幾何学的精度の高い治療が可能となった. 今回導入したLINACのMulti Leaf Collimator(以下MLC)は5m...

Ausführliche Beschreibung

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 2003-02, Vol.53 (1), p.75-75
Hauptverfasser: 町田貴志, 相澤健太郎, 遠藤廣, 塚越照雄, 羽部孝, 玉木義雄, 樋口啓子, 野中哲生
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:昨年の放射線治療システムの更新に伴い, 放射線治療部門においてIMRTなどの三次元治療が対応可能となり, またネットワークが強化されたので紹介する. データベースとネットワークの更新により各モダリティからの画像がオンラインで取得可能となった. これにより作業効率が向上した. 治療計画装置についてはSRTやインバースプランニングなどの三次元治療計画における線量分布も視覚的な確認が可能となった. X線位置決め装置と治療計画CTについては共有寝台を用いることにより今まで以上に幾何学的精度の高い治療が可能となった. 今回導入したLINACのMulti Leaf Collimator(以下MLC)は5mm幅60対であり, 平成7年に導入したLINACの10mm幅31対MLCと比べ, より細かい照射野設定が可能となった. 三次元治療計画装置とMLCにより複雑な不整型照射が可能となった.
ISSN:1343-2826