21.救急外来の看護の向上を目指して~患者・看護者間の意識調査を通して

【目的】看護サービスの現状と, 患者の受けとめ方の意識の差を明確にする. 【研究方法】評価法を用いた救急外来看護者・1次救急患者へのアンケート調査. 【結果】回収率患者33.5%, 看護者96%, 診察以前の対応, 処置時の対応, 診察後の対応の全てにおいて医療者との意識の差が明白となった. 【まとめ】夜間受診者の大半にみられる“夜間優先診察”に始まり, 医療者との重症度の相違におけるトリアージの問題が, 診察終了まで影響している. 又, 夜間検査・処置の制限が理解されていない反面, 医療従事者による説明で十分対応出来ることもはっきりしてきた....

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Veröffentlicht in:THE KITAKANTO MEDICAL JOURNAL 1999, Vol.49 (4), p.308-308
Hauptverfasser: 大久保玉緒, 星野京美, 大澤忠, 高橋由里子, 大館由美子, 日野原富子
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:【目的】看護サービスの現状と, 患者の受けとめ方の意識の差を明確にする. 【研究方法】評価法を用いた救急外来看護者・1次救急患者へのアンケート調査. 【結果】回収率患者33.5%, 看護者96%, 診察以前の対応, 処置時の対応, 診察後の対応の全てにおいて医療者との意識の差が明白となった. 【まとめ】夜間受診者の大半にみられる“夜間優先診察”に始まり, 医療者との重症度の相違におけるトリアージの問題が, 診察終了まで影響している. 又, 夜間検査・処置の制限が理解されていない反面, 医療従事者による説明で十分対応出来ることもはっきりしてきた.
ISSN:1343-2826