分子生物学的手法を用いたカンムリシギダチョウ(Eudromia elegans)の性判別

雌雄同型のカンムリシギダチョウ(Eudromia elegans)の性判別を,分子生物学的手法により試みた。シギダチョウ目とダチョウ目が近縁であることから,Huynen et al. (2002)が設計したダチョウ目性判別用プライマーを用い,新たにNested-PCR法による性特異遺伝子の増幅を行った。電気泳動の結果,雌において約350bpの性特異的DNA断片が得られ,本種の性判別が可能であることが明らかとなった。...

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Veröffentlicht in:日本野生動物医学会誌 2006, Vol.11(2), pp.79-81
Hauptverfasser: 尾形, 光昭, 小泉, 純一, 森角, 興起, 松本, 令以
Format: Artikel
Sprache:jpn
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Beschreibung
Zusammenfassung:雌雄同型のカンムリシギダチョウ(Eudromia elegans)の性判別を,分子生物学的手法により試みた。シギダチョウ目とダチョウ目が近縁であることから,Huynen et al. (2002)が設計したダチョウ目性判別用プライマーを用い,新たにNested-PCR法による性特異遺伝子の増幅を行った。電気泳動の結果,雌において約350bpの性特異的DNA断片が得られ,本種の性判別が可能であることが明らかとなった。
ISSN:1342-6133
2185-744X
DOI:10.5686/jjzwm.11.79