皮膚が紡ぐ心身一如の健康科学

「1. はじめに」今回は, 「皮膚が紡ぐ心身健康科学」について話をすすめていきたいと思います. この話題を, 皆さんの研究や日常生活などに役立てていただければ幸いです. 私は30代後半にある大学の心理系科目の単位を多く取りました. でも私が目指していた心理とは違うと感じました. 私は約30年間, 大学病院で鍼治療をやりながら, 患者さんの「こころ」に触れ, 「こころ」について考えてきました. その間に医学博士を取得しましたが, 博士を取ったあと, 10年ぐらいしてもう一度「こころ」を学んでみたいと思って, 臨床心理学修士課程に入りました. やはりそこでも私が目指したい「こころ」とは違っていまし...

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:心身健康科学 2018, Vol.14(2), pp.98-111
1. Verfasser: 久住, 武
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:「1. はじめに」今回は, 「皮膚が紡ぐ心身健康科学」について話をすすめていきたいと思います. この話題を, 皆さんの研究や日常生活などに役立てていただければ幸いです. 私は30代後半にある大学の心理系科目の単位を多く取りました. でも私が目指していた心理とは違うと感じました. 私は約30年間, 大学病院で鍼治療をやりながら, 患者さんの「こころ」に触れ, 「こころ」について考えてきました. その間に医学博士を取得しましたが, 博士を取ったあと, 10年ぐらいしてもう一度「こころ」を学んでみたいと思って, 臨床心理学修士課程に入りました. やはりそこでも私が目指したい「こころ」とは違っていました. その領域の勉強ができたことは良かったと思いますが, 自分が求めてきた「こころ」とは何か. 改めて「こころ」って何?ということを考えました.
ISSN:1882-6881
1882-689X
DOI:10.11427/jhas.14.98