市販生カキからのノロウイルスおよびA型肝炎ウイルスの検出

冬季に多発するウイルス性食中毒の主要な原因はノロウイルス(Norovirus)です. NV食中毒の約40%はNV汚染カキの喫食によって発生しています. またA型肝炎ウイルス(HAV)の感染経路もカキ等の海産物が原因食材として疑われています. これまで, カキ中のウイルス検査は困難でしたが, 近年の検査法の進歩により, カキからもウイルスを検出することが可能となりました. 今回, 市販されている生カキについてNVおよびHAVの汚染実態を調査しました....

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Bibliographische Detailangaben
Veröffentlicht in:生活衛生 2005, Vol.49 (5), p.311-311
Hauptverfasser: 入谷展弘, 勢戸祥介, 春木孝祐, 西尾 治, 久保英幸, 改田 厚, 村上 司, 綾田 稔, 小倉 壽
Format: Artikel
Sprache:jpn
Online-Zugang:Volltext
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Beschreibung
Zusammenfassung:冬季に多発するウイルス性食中毒の主要な原因はノロウイルス(Norovirus)です. NV食中毒の約40%はNV汚染カキの喫食によって発生しています. またA型肝炎ウイルス(HAV)の感染経路もカキ等の海産物が原因食材として疑われています. これまで, カキ中のウイルス検査は困難でしたが, 近年の検査法の進歩により, カキからもウイルスを検出することが可能となりました. 今回, 市販されている生カキについてNVおよびHAVの汚染実態を調査しました.
ISSN:0582-4176